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執筆者の写真高橋創

No.14 ズバリここ!パリオリンピックの見所!【高橋創】



みなさんこんにちは!高橋です。


パリオリンピックが絶賛開催中ですね。みなさんご覧になっているでしょうか?


さて、今日は個人的パリオリンピック見所を紹介したいと思います!と言っても、実はあまりスポーツ観戦をしない人間なので、そこまでオリンピックの結果を追っているわけではないのですが...


そんな僕でも、ここは見逃せないという種目があります。


ズバリ 男子800m です!!


はい。800m選手が800mを見たいと言ってもなんの意外性もないですね。でもやっぱり本職の種目は見逃せません。しかも今回は SHARKS からアブラハムさんが出場します!ぜひみなさんもテレビの前で応援お願いします!


とはいえテレビで800mをなんとなく見ていても、おー、速いなあ、で終わってしまいがちです。

そこで今回は、800mテレビ観戦のススメをお送りしたいと思います。


まず予選と準決勝の楽しみ方です。


パリオリンピックでは、各組3着までが準決勝に進み、それ以外の選手は翌日の敗者復活戦に回ります。準決勝では(おそらく)各組2着までとタイム上位2名が決勝に進みます。着順で上のラウンドへの進出が決まるということは、ゴールラインを越える瞬間に前から2人目もしくは3人目までのところにいれば良いということです。これは当たり前のことなのですが、では、何m地点でその位置に行くのか?というところが見どころになってきます。


たとえばラストに圧倒的自信がある選手は、700m地点まで後ろにいても問題ないと考えるかもしれません。逆にラストに自信はないがタイムを持っている選手は、序盤から前に立って位置をとりに行くかもしれません。各組で持ちタイム上位の選手が、序盤どこに位置を取るのか?後ろに位置をとったとしたら、どのタイミングで位置を上げていくのか?この辺りに注目してみると、予選・準決勝は楽しいと思います。おそらく位置をとりにいく動きが出てくるのは、早ければ 400m地点前後、遅くとも 500-600mのバックストレートのはずです。全員がラストに自信があれば600mをすぎるまで動きがないこともあり得ますが、自分がそんなレースを走ることになったらと想像するとゾッとしますね。


そして決勝です。


決勝のレースでは、金メダルを狙うか、それともメダルを狙いにいくかで多少戦略が変わり得ますが、とはいえ基本的には全ての選手が先頭でゴールすることを目指して走ります。予選準決勝と同様の位置どり合戦がよりシビアに行われるので、やはりどこで位置を上げてくるのかが注目です。


また、決勝のレースは記録も楽しみです。今の男子800m世界記録はルディシャ選手がロンドンオリンピック決勝で先頭を走り切って出した1’40”91です。今季はケニアのワニョンイ選手が1’41秒台を出したりと、全体的に記録が好調なので、あのルディシャの世界記録がいよいよ更新されるかもしれません。


以上、個人的パリオリンピック見所でした!

男子800m予選は今日の日本時間18:55からです。


アブラハムさんは1組目に登場します。一緒に応援しましょう!

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